もくじ
HSP・毒親育ちで看護師の願い 否定と支配から自由になる


現在はフリーで看護師をしています。
ざっくり表現すると私はこんな感じです。
では、HSP・毒親ふたつの要素を持った私のこれまでをお話ししますね。
【HSP・毒親】どちらも知らずに育ったつらい世代

人は好き。しかし、うまく関わることは苦手です。
何度もいじめや仲間外れにあいました。
両親は典型的な昭和の人。男尊女卑。大切なのは世間様。
女性が男性・親を超えることを激しく嫉妬し攻撃。
基本は否定。
私が大切な「人・世界観・仕事」⇒ 無視か否定。

大切にしていること
HSPは気質であり個性・・・子どもは親子でも別の人生を歩む人間。
【HSPの感受性・共感性・毒親からの差別】でライフワークが決まる

小学生の時、知的障がいのあるクライメイトがいました。
先生もどう接してよいかわからないようでした。

当時から私は「健常者」と「障がい者」の何が・どう違うのか?
なぜいじめられ、ばかにされ、差別されるのか?
理由を考えましたが、わかりませんでした。
特別学級(現在の特別支援学級)にも通いました。
いかにもHSS型HSPの特性・発想の行動です。

以後、中学でも特別学級通いは続け・・・。
高校に入ると「電話帳」を頼りにアポを取り、地域施設の見学・手伝いにまわりました。

高校時代は自分の進路を決めるとき。
書道・美術・音楽の部活や習い事をしていたので、自然と将来の方向が見えました。

⇒ 全部仕事に活かせる道
=養護学校(特別支援学校)の先生になろう!
しかし母親からは
どうせ嫁に行くのに!
女になんでこんなにお金がかかるんだ!

私にかかる経費のメモを目につくところに置かれたりしました。
救いだったのが、18歳はアルバイトができる年齢。
これからは自分で稼いだお金で何とかしようと、この頃から様々なアルバイト経験が始まります。(笑)
HSP・毒親育ちが教育・心理学を学ぶ ーこころが軽くなるー
大学の講義で生まれて初めて心理学や教育学と出会いました。


HSPや毒親を知らなくても、長期間の苦しみから一歩解放されたのです。
ほんの一例を表にするとこんな感じです。
親の言葉 | 私の本音 | 感じる苦しみ |
講義で知った 重要な用語【例】 |
提唱者・研究者 【例】 | 答え |
・子どもは親の言うことを聞くもの ・「はい」って言わないわねぇ |
・なぜ? ・私の答えは出てるのに |
・普通は親の言う通りにするの? ・私が悪いの? |
・自我 ・発達 ・反抗期 |
・エリクソン ・ピアジェ |
・親と子は別物 ・人としての成長過程 ・当たり前の欲求 ・自分の信じた道を進め
|
・世間様が見てるでしょ ・常識で考えなさい |
・世間て誰よ? ・常識って何? |
・みんなと同じってそんなに大切? |
・自己実現 ・承認欲求 ・劣等感 |
・マズロー |
卒業後、就職を機に独立しました。
HSP・毒親育ちはどこまでも連鎖する

【HSP・毒親育ち】結婚生活の現実
両親と思い切り離れることができ、教師になれたら、住むところはどこでもよかったです。
親から遠く離れた土地で自由に暮らせる幸せ。
僻地の小学校に赴任。

新天地の人たちもとても優しかったです。
そしてかねてから遠距離恋愛していた夫と結婚。
1年で退職。
「夫」という理解者ができたのは本当にうれしかったです。
しかし。
毒親育ちでHSPが他人と暮らす・・・。
HSPの先読み能力と繊細な点を活かせる反面、
夫の雑さや無神経な点がストレスに変化し、
時に怒りへ。
同時にひそんでいた毒親育ちの力も目覚めてきました。
ー 離婚 ー
思い知りました。
どんなに離れても、ダメなんだと。
絶対に両親のようにはならないと決めていたのに。
弱かった自分を責めました。
わが子をまき込んだことをとても悔やみました。
【HSS型HSP】 シングルマザー が再び挑戦する ⇒ 40歳で看護師に

長くなるのでここでは詳細は省略します。

ある時、ふと見かけた広告に「社会人募集」の文字が!
看護学校入試の案内で、試験は2か月後。
正直、当時のアルバイトでは暮らしが先細りでした。


しかし、看護師になってからもまたまた苦しむことに。
女性中心の職場、管理職も女性。
そして、当時本人でさえ忘れていた十数年前「教師だった過去」が、
この後異動、転職する度に掘り起こされ、嫌がらせの対象となったのでした。
社会人経験看護師、HSPの看護師は本当にいじめの対象になりやすいです。
さらにそれとは別に
私はこころにないことを同調するのが超苦手。
また、医療社会の超閉鎖的な環境にも、なかなかなじめませんでした。

転職と異動を重ねていきました。
もちろん悪いことばかりではありません。
現場の変化は、視野と経験値が一気に広がります。

めざしたい人、人として尊敬できる人もいないなぁ。
行動に移すか、移さないかの違いなんだ。
どうせ変わり者。社会不適合者!
それならいっそのこと 、
毒親育ち+HSP+看護師として自分のライフスタイルを模索しよう。

そして現在、様々な看護師業務に挑戦しています。
【所持資格】
小学校教諭第一種
養護学校教諭第一種
ホームヘルパー2級
心理学検定1級
看護師免許取得後経験した現場(順不同)
療養型病棟
外来・訪問診療
急性期病棟
慢性期病棟
精神科病棟・認知症病棟
精神科外来・精神科訪問診療
短期入所生活介護施設(ショートステイ)
サービス付き高齢者向け住宅(小規模多機能型居宅介護施設)
グループホーム
デイケア
イベントナース
養護助教諭
訪問入浴
デイサービス
保育園看護師
放課後デイサービス
学校看護師
実は、2022年第5回公認心理師Gルート受験に挑戦しました。
結果は惜しくも不合格。(6点足りず…)
そこですぐさま出題領域の似ている心理学検定を受検し、1級に合格。
その後、さらなる看護師業務の可能性を求めて、生まれ故郷の関西に戻りました!

ーもし、よろしければお気軽にご相談くださいー
【ココナラブログ】ではこちらで書けなかったシングルマザー時代の子育て話などもアップしています。