ちなみに筆者は看護師資格を取る前、ホームヘルパー2級の資格を活かして、看護助手の経験もあります。
この記事でわかること
各項目へジャンプできます
働くコツ編
コツ1 【毒親育ち・HSP看護師が働く】睡眠・休憩・癒しに集中する
コツ2 看護師・個人的事情としてこれだけは譲れないラインは決めておく
コツ3 施設看護が合うか不安 パート・契約・派遣社員から体験してみる
コツ4 誰が見ても契約内容と職場環境が違う場合は速攻でエージェントに相談
コツ5 転職後3ヶ月は見ても聞いても「見ざる言わざる聞かざる方式」
共通問題編
問題1 看護師と介護士 どっちが大変問題 開こう互いのこころと勉強会
問題2 受け入れ時の入所者・利用者の状態と管理者が求める希望の差
問題3 【日勤のみOK】の現状 看取り・急変・緊急時対応
問題4 【記録の記載問題】介護士と看護師 情報共有は重要…悩み深き事情
問題5 代々引き継がれる?内服管理問題
問題5-付録 【施設・職員の薬剤管理について】 看護師として問題改革をやってみた
飛び込んでくれたら嬉しい
【毒親育ち・HSP看護師】施設4か所経験して伝授!働くコツと共通問題5項目
転職に当たって、できる限り毒親育ち・HSP看護師にとって負担が軽くなり、
転職後の数か月を乗り切れる方法をお伝えします。
その上で施設看護の世界に来てくだされば幸いです。
【毒親育ち・HSP看護師が働くコツ】睡眠・休憩・癒しに集中する
まずこの項目をトップにあげたのは、あなた自身を大切にすることをお約束して欲しいからです。
毒親育ち・HSP看護師には難しい課題です。
職場の毒親育ち・HSP看護師は違うよ!
毒親育ち ⇒ 承認欲求がとても強く、早く新しい職場に認められたくて最初からスタートダッシュ!!
HSP ⇒ ぱぱっと見れば、問題点が次々見え(聞こえ)て何とかしようと思ってしまう!
だからどうぞ、慣れるまでは「のんびりと」を自分に言い聞かせてください。
ポイント
「職場では笑顔で・職場をよく観察・慣れる・定時で帰る」を徹底
毒親育ち・HSP+看護師 しすぎをやめて自己認識とたっぷり睡眠で適職に
看護師・個人的事情としてこれだけは譲れないラインは決めておく
施設で働く看護師として心がけて欲しいことがあります。
なぜなら施設は入所者・利用者の生活を支える(援助する)場所だからです。
施設ですが生活の場=在宅とゆるくとらえておきましょう。
施設看護師のこころがけ その1
病院・病棟では介護士さんは看護補助者として看護師の指示を聞き、お手伝いをしてくださったかもしれません。
しかし病院勤務の感覚で物言いをしてしまったら、
「はぁ?なんでいきなり命令してくるの?」となります。
施設では介護士さんと看護師の立場は対等です。
掃除や洗濯、料理、レクリエーションなども介護士さんと一緒にスタッフの一員として助け合って頂ければと願っています。
看護師は施設では大抵1人~数人、介護士さんの協力なしでは運営不可能なのです。
しかし、あなたの身体的な事情・看護師としてこれだけは譲れないラインは必ずあります。
施設看護師のこころがけ その2
見学後・職場体験後からでもOK!
「これだけは譲れない!」をしっかり決めておきましょう!
実際に遭遇または聞いた問題 ー例ー
- 利用者・入所者の送迎や行事等の「運転手」を頼まれた(契約書には記述なし)
- (在宅と考えても)清潔・不潔の基準が・・・。
- 内服の管理方法・投与方法が・・・。
- 看護師・介護士の医療行為の境界線が・・・。
- 虐待が・・・。
- 契約と違う部署に配置された
- 就職したら配置予定の部署が無くなっていた! など、等、ナド
超重要
看護師は介護士さんたちが「何を・どれくらい・どのように学んでいるか(知っているか)」を把握しておく必要があります。
経験的に手順や方法をご存じだとしても、根拠やトラブル・インシデント時の対応は予測できない場合も少なくありません。
施設は、何かのアクシデントが起きた時、病院の様に迅速な対応はあらゆる面で不可能だということを覚えておいてください。
こうした駆け引きは、毒親育ちやHSPって苦手ですよねぇ。 🙄
この他、看護師の労働や奨学金返還についての法律はポチリしてください。
参照・出典:厚生労働省・衆議院HP 労働・奨学金返還に関する法律
施設看護が合うか不安 パート・契約・派遣社員から体験してみる
施設勤務の看護師は大抵1人~数人。
不安はあって当然。
パートとして半日契約、週〇日で契約。
契約社員・派遣社員で数か月ずつ契約更新。
最近では職場体験させてくださるところもあります。
慣れてきたらフルタイムへ希望しましょう。
ダブルワークや副業チャレンジも看護師の新しい生き方です。
周囲の常識にとらわれすぎちゃだめだよ♡。
誰が見ても契約内容と職場環境が違う場合は速攻でエージェントに相談
就職に当たって転職エージェントを利用した場合、就職後、職場の現状が面接や契約内容とあまりに違う時は迷わずエージェントに相談しましょう。
決断は早い方が良いです。
就業場所によっては紹介先の転職エージェント(会社ではなく個人)に問題のある時があります。
ある意味エージェントと企業も共存関係ですからね。
それは決してあなたのせいではありません。
美味しいものを食べ、大声を出し、いっぱい寝て、切り替えて。
次のステージに進みましょう!!
転職後3ヶ月は自分のカラーを出さず「静かに見て学ぶ」
職場の毒親育ち・HSP看護師は違うよ!
毒親育ち ⇒ 承認欲求がとても強く、早く新しい職場に認められたくて最初からスタートダッシュ!!
HSP ⇒ ぱぱっと見れば、問題点が次々見え(聞こえ)て何とかしようと思ってしまう!
初めに書いた毒親育ち・HSP看護師の長所でもあり短所ともなり得る特性。
才能が活かされた時には素晴らしい能力が発揮されます。
しかし、新しい職場で初めの3ヶ月は極力あなた(看護師)のカラーを出さないようにしましょう。
- 無色透明を心がけ、みなさんの警戒心を無くしてもらう
- 派閥入りを誘う「誰の・何を・聞いても」受け流す
- 職員が少数になりやすいお風呂場・休憩時間・昼食時間は要注意!
- (びっくりするような 😳 )何かを見ても、こころに留めておき、後々信頼を得た頃小出しに言う
環境に慣れるまでは、自分のこころと身体の健康が最も大切。
のんびりと。睡眠・休養・癒しを
辛い時はちょっと場を離れ、1人になって目を閉じ、ゆっくり深呼吸を。
【看護師と介護士】 どっちが大変問題 開こう互いのこころと勉強会
職種の専門性、これまでの経歴や考え方を理解せず、ゆがんだ捉え方、時にやっかみ・ひがみ・ねたみなども含まれているのでややこしいことになります。
以下はネット上の声を参考に、看護師と介護士の想いをまとめた表です。
どんな形でも病棟に籍を置いておきましょう!
看護師 | 介護士 | |
看護記録・看護計画 | 記録・計画 | 介護記録・ケアプラン |
|
労働力としての見た目 |
|
|
対立しやすい想い |
|
介護士に強く出てしまう・さらに権力で行使・委縮・無気力 | 信頼関係悪化・連携困難となる行為 | 看護師を無視・いじめる・自主運営状態・委縮・避ける |
専門性活かせず・やりがい生み出せず→辞めたい・辞める→退職 | 結果 | もっと私たちに理解のある看護師が来て欲しい! |
介護士さんは解剖学・生理学的な面から起こる様々な予測は難しいです。
そのため、経験で学んだことを信念としている場合も。
特に年齢層の高い介護士さんたちは、新しい人・考えへの受け入れに抵抗傾向があります。
資格を持たない方も少なくありません。
筆者の大失敗
看護師の理解を図るため、文献のコピー・図・マンガなど様々な方法を試みました。
・・・・が。
文献 「専門書なんて難しいものわからん!」
図「難しくて何書いてあるかわからん!」
マンガ「そもそも字を読みたくないんよ!」
一方、例えば見た目の状態やバイタルサインから考えられることを伝えようとして・・・・。
「医者でもないのに、診察みたいなこと言わないで!」
本心:もし自分の夜勤帯に急変→怖い→先のことは聞きたくない
悲しいかな、溝は深まるばかりでした。
その他にも思うところがあり、結局その職場は去る結果に・・・。
施設看護師に求められること
そもそも何のために看護師が配置されているのでしょうか?
聴診器とペンライト、普段の観察力で看護師の腕を試されるのです。
これこそHSPの底力を発揮できると思いませんか?
高齢者施設の看護師の役割は「何もすることがない」のではなく、「(病院でする医療行為を)することがないよう必死で予防する」のです。
そのためには謙虚に学び続ける姿勢が必要です。
そして、介護士さんの言葉を目で耳で拾いながら、入所者の穏やかな日を紡いで行きましょう。
ポイント
勉強会を開き、互いの「知らなかった」と「わかった」のこころをオープンにできる環境があれば解決へ。
受け入れ時の入所者・利用者の状態と管理者が求める理想の差
入所時元気に歩いておられた方も時間の経過とともに全身のADLの低下は起こります。
時にはその施設で提供できるケアに限界を生じている場合も少なくありません。
入所者の通院・臨時の受診はご家族の付き添いで行かれます。
ご家族の車に乗り換え→病院で検査・診察・薬・清算・車に乗り換え→帰所
体力の低下した高齢者がこれだけの動作と時間を一気に過ごせば、疲労はかなりのものになります。
おむつを使用されている方は、交換する時間も場所もほとんどありません。
病棟で勤めていた時は当たり前の光景。
入院後の検査や環境の変化に心身ともに耐えられるだけの
体力・余力を残して施設を送り出してあげたいな。
すると、回復も早い
→ 施設に戻れる可能性も早く・高くなる!
実際は、管理者・ケアマネジャーとなかなかお話が通じない・・・。 😥
いえ、きっとわかっておられるのでしょう。
この矛盾にいつも悩んでいました。
【日勤のみOK】の現状 看取り・急変・緊急時対応
全ての施設にあてはまる話ではありませんので、ご理解ください。
施設の求人やHPでは【当施設では看取り・緊急時対応しております】と見かけます。
そこでの看護師配置状況や求人を見ると「看護師1~2人・日勤のみ・オンコールなし」
医師が24時間常駐、またはすぐに来られる施設でなければ、この勤務条件での対応は色々厳しかったです。
看護師としてターミナル期・急性期(できれば外科・整形外科なども)の臨床経験は必須だと思います。
もちろん介護士さんたちとの連携がなくてはできません。
(介護士さんの小声)「施設長はやります」と掲げているけど、実際介護士だけの夜勤では、救急車を呼びます。
気持ち、十分理解できます。
家族:入所したら1日でも長くいて欲しい
経営者:経営・収入・職員の生活を安定させたい
そのために家族を安心させる言葉をかける
そのためにスタッフ募集に看護師・介護士が希望する言葉をかける
きっと、ギリギリのラインで。
【記録の記載問題】介護士と看護師 情報共有は重要…悩み深き事情
看護記録の場合、どの病院へ転職・移動してもある程度形式が統一されおり、カルテ記載で苦労することはなかったです。
しかし、です。介護記録は違います。
まず、全てが記述式、つまり文章です。
そして、残念ながら施設は電子カルテ化があまり進んでいません。
ポイント
原因と考えられる現状
①施設により記録用紙や形式が違う
②フェイスシートなどの記入用紙は管理職の好みが反映される
③介護保険の加算項目増加などにより、記録用紙も順次増加
④介護士用・ケアマネジャー用・適宜作った用紙など・・・で、使用目的と把握が大混乱
話を戻して、看護師は先の現状を踏まえたうえで記述式のカルテに記録を書くこととなります。
がんばれ!施設看護師
当然 SOAP禁止・専門用語禁止・医療用語・短縮言葉・禁止・禁止!・・
肺雑✖ 腸蠕動音✖ 紫斑✖
「この言葉わかんない!」
「こんな書き方じゃわかんない!」
「この意味何?」
するとやたら文章が長くなってしまい、自分の看護のポイントが迷子になりそうでした!! 😳
環境に慣れるまで大変。
だからこそ、毒親育ちもHSP看護師も最初は飛ばさずゆっくりと。
本を買って介護士さんの記録の書き方を勉強し、自分なりの看護記録と脳内融合
歩み寄りは大切。それもゆっくり。
代々引き継がれる?内服管理問題
もしお時間がありましたら、ぜひ↓↓こちらの記事↓↓で施設の内服についての現状をご一読いただければ幸いです。
参照「みんなの介護」:服薬指示の逸脱が介護施設において目撃多数!施設の勤務体系に難ありか?
施設規模や運営状況・職員数などにより大きく幅があります。
ご了承ください。
内服の管理・整理、与薬・与薬後の責任・・・これらを介護士さんと統一する作業。
どこに行っても看護師として大変労力を使った仕事のひとつです。
以下、実際に働いてみて感じた点を介護士、施設、看護師の視点であげます。
また、実際に筆者が実践した内容を(ひとつの施設ではありません)記します。
【施設・職員の薬剤管理について】 介護士さん側の問題点
- 「薬を飲ませるくらいできる」と思いがち
- 介護士さんができることと医療行為との境界線を知らない(または忘れている)
- 夜勤者が1人(施設あるある)だと業務をこなすのが最大優先→自分軸で与薬
- 特に病院経験の無い介護士さんはインシデントやリスクに対する意識が低い傾向にあり
- 与薬忘れ、床に行方知れずの内服薬などを・・・を申告されない場合が・・。
簡単に解決できる問題ではありません。
【施設・職員の薬剤管理について】 施設側の問題点
-
職員不足・1人夜勤(転倒の恐れ・失禁・おむつ交換・誤嚥の恐れ・徘徊・食事介助・介護拒否の入所者)
-
2に加え、多重業務で常に集中できない環境下
-
管理者が責任をもって教育する気のない未経験者・未資格者募集(国家資格を持つ看護師と介護者の真の対立原因はここにあり!)
- 同一者による夜勤専従(契約派遣)回数/月が怖すぎる
- 内服の整理整頓・管理ができる環境が提供されていない(置き場所がない!!)
- 予算申請が全く通らない(内服管理ケース購入希望!)
- インシデントが続いて危険を訴えても、管理者に危機感が伝わらない(厳しくし辞められては困る…)
【施設・職員の薬剤管理について】 看護師側の問題点
- 前任者の後始末ができないまま、次々看護師の退職が続き、中止薬・残薬が整理する気力を奪われる状態に
- お片づけ苦手な先輩看護師によるもの 😥
- 例えば午前・午後で看護師がチェンジする職場では主導権が明確化されず適当になりやすい
- 自作で内服管理ケース・配薬ケースを作成しても、介護士さんとの相談がまとまりにくい
- 一対多数の環境に、あきらめ、流され、無気力になってしまう
【施設・職員の薬剤管理について】看護師として問題改革をやってみた例
ここからは筆者が施設で実際に取り組んでみた内容です。
施設によって当てはまるかどうかはわかりません。
あくまで参考として。ご了承ください。
- 全員に嫌われることを覚悟した=当時の筆者としてはそれほど恐ろしい環境だった
- 症状が安定している利用者の内服は担当医や薬局にお願いして一方化→必要な薬だけ看護師がホチキスで取り付け
- 古い残薬・中止薬などはご家族が来られた際に持ち帰りしていただく
- 思い切って断捨離し、空間を作る
- できた空間(内服保管庫)には、看護師が交代しても見れば理解できるよう、次回受診日の一覧表(次回内服変更をお願いしたいメモなども書いておく)・現在の処方一覧表を貼付
全てPTPシートで持参する利用者・定期的にショート利用する入所者用
- チャック付きビニール袋(日数×内服回数分 臨時薬+予備)を用意
- 月日はチャック袋にマジックで記入(アルコールで消えるのでリサイクルできます)
- チャック袋に入る大きさで1.~5.をカラー印刷して必要枚数作成して入れる
- 内服後のごみはチャック袋に入れてもらう → ダブルチェック・トリプルチェックになります
- 利用者の名前
- 内服時間(朝・昼・夕・眠前)
- 内服薬名
- PTPシートの写真(例えば酸化マグネシウム330㎎)
- 内服錠数を記入したもの
- 介護職員も薬のセット → 繰り返し法律を説明・看護師の専業に
- 内服薬の取り扱い方・与薬方法について説明をあきらめずに繰り返す(反発や抗議は何度もあり)
医師法第17条、歯科医師法第17条及び保健師助産師看護師法第31条の解釈について(通知)
*PTPシート(パッケージ)から薬を取り出すのは医療行為(「ただ薬を出すだけ」と思われがちですが…)
- 何事も〇か✓しかなかった表(誰が実施者か不明)→ 印鑑式に変更
- 印鑑を購入していただくところからの交渉なので、それだけで数か月・・。
- 内服準備者・与薬者・ダブルチェック者の確認印の表を作成(貼付薬も同様)
- 眠前薬は眠前に
- 貼付薬は貼付前に確実に月日時間を記入、貼付場所を記録用紙とチェック表に記入
配薬ボックス(投薬ケース)を自作する
- 小型のフードコンテナ(「ばんじゅう」とも言う:ホームセンターにあり)を購入
- 硬い厚紙・やわらかめの粘土板(100均で購入)等を利用し、利用者人数分のマスを作成
- 曜日ごとの朝・昼・夕・眠前に分けてあらかじめセット(看護師休日や不在でも薬を動かす必要がない)
- 施設や介護士さんの要望に合わせて、何度も試作 ↔ 調整前提で完成形に
ココがポイント
最初から完成形のつもりでやると、うまくできません。
3回目くらいまでは試作のつもりで。
試作のたびに良いアイデアが浮かんだり、楽しい意見を聞けたりします。
残念ながらこれだけバレバレ見え見えの持ち出しで取り組んでいても、
かかったお金申請していいよって言ってくれる施設はあまりないです。
それでも、インシデントが頻発し、職員を疑って残念な気持ちになるよりずっと良かったです。
まとめ【毒親育ち・HSP看護師だからこそ】問題を超える施設看護師の魅力
こちらにあげた代表的な問題点5項目のほかにも課題はたくさんあります。
それでも施設看護師としての面白みは長期的にしっかり利用者を看てケアできる点にあります。
看護師の強みは専門性による言葉かけのほか、利用者の身体の見えない痛みや苦しみを癒すことができます。
- 耳が全然聞こえない → 耳を見てみるとほぼほぼ耳垢栓塞。ペンライトとピンセットでそっと取り除くと「あらら、聞こえる!」
- 爪が肥厚して爪切りもできない → ニッパーややすりで少しずつ整える 「あの看護師さんが靴を履けるようにしてくれた。」
- 頑固な便秘 → 聴診+温罨法+お腹のマッサージ⇔医師と相談⇔排便状況確認・水分量・下剤の検討・調整 など
このほか 先述の薬剤関連の改革
残念ながら現時点で施設は病棟に当たり前にあるものが「ないのが当たり前」
- 足が冷たいなと思ったらペットボトルにお湯を入れて靴下を履かせたり、タオルを巻いたり。
- 氷が無ければジップロックに水を入れて作り置き。
- 無いならその辺にあるもの、代わりになるもので作る・かき集める(笑)
毒親育ちとHSPには秘めた才能がたくさんありますよね 😀
- 深い考察力・観察力・痛みや悲しみに共感する力
- 当たり前に疑問を抱き、改善していく行動力
- モノを生み出す創作力 など
- 看護師の資格と併せて使って欲しい!
1人は大変。1人は苦しい。1人は不安。
1人は看護師の楽しみも喜びも独占。
看護の基本と自己研鑽が徹底的にできる環境でもあります。
少なくとも筆者は施設看護師が「することがない」・「スキルアップできない」とは思ったことはありません。
- 「今、この人の身体の中ではどんなことが起こっているのかな?」
- 「この薬を飲んだことでどうなる?副作用は?半減期は?年齢とか腎機能を考えると?。」
- 「あの歩き方、昨日はあんなじゃなかった。受診をどうする?考えられることは?緊急度は?」
- 「施設に来て何度調べたかなぁ。この本。皮膚・耳の疾患。」
施設看護師
粘り強く、ひとり時間が優位に働く毒親育ち・HSPには
看護師資格と特性:両方の良さを活かしやすい環境のひとつ
自分を休めて癒すことだけは忘れないでください。